こんにちは、てどりんです。

「家計管理を始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」

そういう方のために、私が実際にやった家計の見直し手順をチェックリスト形式でまとめました。

順番通りに進めれば、ほとんどの人が月1〜3万円程度の支出削減を実現できます。


まず知っておいてほしいこと:現状把握が9割

家計管理でいちばん大切なのは「削ること」ではなく、**「今どこにお金が消えているかを知ること」**です。

現状がわからないまま節約しようとすると、何をすべきかわからず続きません。

だからSTEP1は必ず「現状把握」から始めてください。


STEP1:現状を把握する

☐ マネーフォワードMEを導入する

まずマネーフォワードMEを使って、銀行・クレカ・電子マネーを連携します。

連携が終わると、お金の流れが自動で可視化されます。「サブスクに毎月いくら払っているか」「コンビニにどれだけ使っているか」が一目瞭然になります。

私がこれを始めたとき、無自覚な浪費を複数発見しました。使いすぎに気づくだけで支出は自然と減ります。

使い方の詳細はこちら:マネーフォワードMEの使い方


STEP2:固定費を削る

固定費は一度見直せば毎月ずっと節約が続きます。時間対効果が最も高い作業です。

☐ スマホ代を月3,000円以下にする

大手キャリアのままなら、格安SIMに乗り換えるだけで月5,000〜8,000円の削減になります。

私はスマホ代を月8,000円から約3,000円に下げました。年間で約6万円の削減です。

乗り換えの手順と注意点はこちら:格安SIM乗り換えの体験談

☐ 保険を見直す

保険は固定費の中でもっとも「払いすぎ」が起きやすい項目です。

医療保険

会社員であれば、健康保険(社会保険)によって医療費は基本3割負担になります。さらに「高額療養費制度」があるため、月の医療費には上限があります。

生活防衛費(生活費の3〜6ヶ月分の現金)を確保している人は、民間の医療保険は不要なケースがほとんどです。

詳しくはこちら:医療保険はいらない?独身会社員が民間保険に入らない理由

生命保険

生命保険が必要なのは、自分が亡くなったときに生活できなくなる人がいるときです。

具体的には、未成年の子どもを養っている家庭に限られます。その場合も、必要なのは掛け捨ての定期保険のみです。

以下の保険は基本的に不要です:

  • 単身世帯の生命保険
  • 小さな子どものいない家庭の生命保険
  • がん保険
  • 貯蓄性のある保険(学資・養老・変額など)
  • 終身保険
  • 払い済み保険

保険料が積み立てに回っているように見える商品は、手数料が高く、投資として非効率です。貯蓄は保険ではなくNISAで行う方が合理的です。

火災保険(賃貸の方へ)

賃貸契約の際、不動産会社から火災保険を勧められた方は多いと思います。

この保険、実は自分で選んで契約し直すことができます。

不動産会社経由の火災保険は割高なことが多く、自分で探すと年間保険料が半額以下になるケースもあります。契約更新のタイミングで必ず確認してみてください。

私は現在、**日新火災の「お部屋を借りるときの保険」**を利用しています。年間保険料は約4,000円です。以前、不動産会社に勧められて加入していたものは年間約1万円でしたので、補償内容を確認した上で半額以下の商品に切り替えました。

賃貸の火災保険は2年に1回の更新が多いため、次の更新タイミングで一度見直してみてください。

※火災保険は商品によって補償内容が異なります。切り替える際は補償範囲を必ず比較・確認してください。

☐ サブスクを棚卸しする

動画・音楽・アプリ・ツール・新聞・雑誌など、気づかないうちに増えているのがサブスクです。

マネーフォワードMEの支出カテゴリを見ながら、以下を確認してください。

  • 毎月使っているか
  • 年払いにしていて存在を忘れていないか
  • 無料トライアルのまま継続課金されていないか

使っていないサブスクを解約するだけで、月3,000〜10,000円の節約になることがあります。

固定費全体の見直し方はこちらも参考に:固定費の見直し方

☐ クレジットカードを整理する

複数枚持っているクレカを整理します。

確認すること:

  • 年会費のかかるカードを使い続けているか
  • ポイントがバラバラに貯まって使えていないか
  • 年に数回しか使わないカードが眠っていないか

整理の方針:

年会費無料(または条件付き無料)のカードを1〜2枚に絞り、ポイントを1つに集中させます。カードが少ないほど管理がラクで、ポイントも貯まりやすくなります。

私は楽天カード(年会費永年無料)と三井住友ゴールドナンバーレス(年間100万円利用で永年無料)の2枚に絞っています。


STEP3:金融インフラを整える

☐ メインバンクをネット銀行にする

都市銀行・地方銀行をメインに使っている方は、ネット銀行への移行を検討してください。

ネット銀行のメリット:

  • ATM引き出し手数料:無料(条件付きで月数回〜無制限)
  • 他行への振込手数料:無料(同様に月数回〜無制限)
  • 金利が高い(普通預金でも都市銀行より高いことが多い)
  • スマホで完結、通帳・カード不要

ATM手数料だけで月1,000〜3,000円の節約になる方もいます。

詳しくはこちら:メインバンクをネット銀行にした話


STEP4:変動費を把握する

☐ 変動費を3ヶ月記録する

固定費を整理したら、次は変動費の現状確認です。削る前に「どこに使っているか」を把握します。

マネーフォワードMEで確認するポイント:

  • 食費:外食と自炊の比率
  • 日用品:コンビニ・ドラッグストアでの衝動買い
  • 交際費・娯楽費:多すぎるわけでなければOK

変動費は「削る」より「把握して意識する」だけで自然と落ち着きます。最初から厳しく管理しすぎると長続きしないので、まず3ヶ月は記録するだけでOKです。

☐ 特別費の積立口座を作る

変動費を記録していると、毎月の支出とは別に「年に数回まとまった支出」があることに気づきます。旅行・家電の買い替え・冠婚葬祭・車検・年払い保険料などがこれにあたります。これを特別費と呼びます。

特別費をボーナスで対応しようとすると、ボーナスが常に不足して資産形成に回せなくなります。

解決策は毎月の給与から特別費として積み立てておくことです。私は住信SBIネット銀行の目的別口座に「特別費」という口座を作り、毎月4万円を自動で移動させています。大きな出費があってもこの口座から使えばいいので、日々の家計が乱れません。

詳しくはこちら:ボーナスの使い道と特別費の考え方


STEP5:生活防衛費を確保する

☐ 生活防衛費を貯める(投資前の必須ステップ)

固定費を見直し、変動費を把握できたら、投資を始める前に必ず生活防衛費を確保してください。

生活防衛費とは、万が一の失業・病気・急な出費に備えたすぐに使える現金のことです。

目安 金額
最低ライン 生活費の3ヶ月分
推奨 生活費の6ヶ月分

たとえば生活費が月20万円なら、60〜120万円を普通預金やネット銀行に置いておきます。

生活防衛費がない状態でNISAを始めると、急な出費が発生したときに投資を売却せざるを得なくなります。 下落局面で売ることになれば損失が確定します。順番を守ることが大切です。

詳しくはこちら:生活防衛費の目安と貯め方


STEP6:節税・資産形成へ進む

生活防衛費が確保できたら、いよいよ「貯める・増やす」ステップです。

☐ ふるさと納税をする

ふるさと納税は会社員が使える数少ない節税手段です。実質2,000円で地域の返礼品がもらえます。

やり方はこちら:ふるさと納税のやり方

☐ NISAを始める

支出が整理されたら、その分を積立投資に回します。NISAを使えば運用益に税金がかかりません。

まず口座開設だけしておくことをおすすめします。開設しても積立を始める義務はありません。

NISAの始め方:NISAを始めた話


チェックリスト(まとめ)

ステップ 項目 節約効果の目安
STEP1 マネーフォワードME導入 浪費の発見
STEP2 スマホを格安SIMへ 月3,000〜8,000円
STEP2 医療保険・生命保険を見直す 月3,000〜15,000円
STEP2 火災保険を自分で契約し直す(賃貸) 年5,000〜20,000円
STEP2 サブスクを棚卸しする 月3,000〜10,000円
STEP2 クレカを1〜2枚に絞る ポイント集約・年会費削減
STEP3 メインバンクをネット銀行へ 月1,000〜3,000円
STEP4 変動費を3ヶ月記録する 意識改善
STEP4 特別費の積立口座を作る ボーナス依存から脱却
STEP5 生活防衛費を確保する(生活費3〜6ヶ月分) 投資前の必須準備
STEP6 ふるさと納税を始める 年2,000円〜数万円相当の返礼品
STEP6 NISAを始める 長期的な資産形成

全部やれば月1〜3万円、年間12〜36万円の改善が見込めます。

一度に全部やる必要はありません。できそうなところから1つずつ始めてみてください。


家計管理の次のステップ:
マネーフォワードMEで家計管理を始めた話(まず支出を把握したい方へ)
固定費の見直し方(スマホ・保険・サブスクを詳しく知りたい方へ)
医療保険はいらない?(保険の見直しを深く考えたい方へ)
生活防衛費の目安と貯め方(投資前に必要な現金の準備を知りたい方へ)
ボーナスの使い道と特別費の考え方(特別費の積立方法を知りたい方へ)
住信SBI目的別口座の使い方(特別費・生活防衛費を口座で分けて管理したい方へ)
ふるさと納税のやり方(節税から始めたい方へ)
NISAを始めた話(積立投資を始めたい方へ)
r>gとは?投資しないと差がつく理由(なぜ節約だけでは足りないかを知りたい方へ)

一緒に少しずつ学んでいきましょう!


てどりん
てどりんひとこと 保険の見直しとスマホの格安SIM切り替えだけで、私は月1万円以上の固定費削減に成功しました。最初の一歩はマネーフォワードMEで現状を把握することです。数字を見れば、自然と次の行動が見えてきます。

※この記事は個人の体験談・感想です。保険・金融商品の見直しは個人の状況によって異なります。具体的な判断はご自身の責任でお願いします。