こんにちは、てどりんです。

投資を始める前に、やっておくべきことがあります。

それが「生活防衛費を用意すること」です。

NISAやインデックス投資の話を先にしたくなる気持ちはわかります。 でも生活防衛費なしで投資を始めると、思わぬタイミングでつまずくことがあります。

この記事では、生活防衛費とは何か・いくら用意すればいいか・どこに置くかを、 自分の体験をふまえて書きます。

生活防衛費とは

生活防衛費とは、病気・失業・突発的な出費など「もしものとき」に備えて すぐに引き出せる現金のことです。

投資に回すお金とは別に、手をつけない現金として持っておくものです。

いくら用意すればいい?

目安は「生活費の3ヶ月〜2年分」です。

ただし、自分の状況によって変わります。

サラリーマン・会社員 生活費の1年分が目安です。 会社員には傷病手当金(病気やけがで働けない期間に給与の約3分の2が出る制度)があるため、 フリーランスに比べると手厚い保障があります。

フリーランス・個人事業主 生活費の2年分を目安に用意することをおすすめします。 会社員と違い、傷病手当などの保障がないため、収入が途絶えたときのリスクが大きくなります。

わたし自身は現在、生活費の3ヶ月分を生活防衛費として確保しています。

数年以内に使うお金も別で持っておく

生活防衛費とは別に、数年以内に使う予定のあるお金も現金で用意しておく必要があります。

たとえば:

  • 子どもの教育資金
  • 車の買い替え
  • 家のリフォーム代

これらは株式市場の動きに関係なく「必ず使う時期が来るお金」です。 投資に回してしまうと、使いたいタイミングで相場が下がっていて損をする可能性があります。

「生活防衛費」と「近い将来使うお金」、この2つを現金で用意する。 それができてはじめて、残りを投資に回せる状態になります。

生活防衛費はどこに置く?

すぐに引き出せる必要があるので、普通預金が基本です。

ただし、メイン口座に置いておくと生活費と混ざってしまい管理しにくいと感じる方もいると思います。

そういう場合は、住信SBIネット銀行のVポイント支店で目的別口座を作る方法があります。 同じ銀行の中で口座を分けられるので、「生活費用」「生活防衛費用」を明確に分けて管理できます。

住信SBIネット銀行については、こちらの記事でも書いています。 → メインバンクをネット銀行にしたら、手数料も管理の手間もゼロになった話

生活防衛費がないと何が起きるか

実際にわたしが感じたことです。

生活防衛費が十分にないと、株価が少し下がっただけで不安になりやすくなります

「これ以上下がったらどうしよう」「生活費が足りなくなるかも」という気持ちが出てきて、 本来は長期保有すべきタイミングで売ってしまいがちです。

インデックス投資は長期保有することで期待値が高くなります。 途中で売ってしまうと、その恩恵を受けられません。

また、生活費の計算が甘かったころ、突発的な出費が重なった時期がありました。 そのとき、生活防衛費をきちんと確保していたおかげで、慌てずに対処できました。 もし生活防衛費がなければ、投資中の資産を取り崩す必要があったかもしれません。

貯め方:先取り貯金がシンプル

生活防衛費の貯め方は、給与の先取り貯金がシンプルです。

給料日に一定額を先に生活防衛費用口座に移してしまう。 残ったお金で生活する。これだけです。

ボーナスが出たときは、全額または大部分を生活防衛費に回すのも有効です。 わたしもボーナスをまとめて充てることで、早めに3ヶ月分を確保しました。

まとめ:用意できたら残りは全部投資に回せる

生活防衛費と数年以内に使うお金、この2つを現金で用意できたら、 あとの余剰分はシンプルに全額インデックス投資に回せます。

「何をいくら投資して、何を現金で持つか」という判断が不要になるので、 管理がとてもシンプルになります。

まだ投資を始めていない方は、まずクレカ積立を月100円でも設定してみてください。 生活防衛費を貯めながらでも投資を動かしておくことで、「投資をしている」という感覚が生まれ、 相場の値動きにも少しずつ慣れていけます。

クレカ積立を設定したら、あとは生活防衛費を優先的に積み上げていく。 この順番で進めると、焦らず着実に資産形成を進められると思います。

投資の前に確認しておきたい:
インデックス投資とは?(生活防衛費が貯まったら次は何に投資するかを知りたい方へ)
メインバンクをネット銀行に(生活防衛費を置く口座をネット銀行に移したい方へ)
ボーナスの使い道(生活防衛費が貯まったらボーナスをどう使うか考えたい方へ)
医療保険はいらない?(生活防衛費と保険の役割分担を理解したい方へ)
高額療養費制度とは?(生活防衛費があれば医療費も怖くない理由を知りたい方へ)

一緒に少しずつ学んでいきましょう!


てどりん
てどりんひとこと 生活防衛費が整うと、株価が下がっても「買い増しのチャンス」と思えるようになります。まずは少額でもいいので、現金の土台を作るところからはじめてみてください!

※この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。投資・資産形成は個人の状況によって異なります。具体的な判断は、ご自身の責任のもとで行うようお願いします。