こんにちは、てどりんです。

「投資って怖い」「損したらどうしよう」「なんとなく手を出せない」

私自身、投資を始めた頃はそう感じていました。わからないことだらけで、毎日不安でした。

でも今は、値動きに慣れて、暴落があっても売ろうとは思わなくなりました。

この記事では、投資が怖いと感じる原因になりやすい3つの誤解と、それでも始められるようになった理由を、データで確かめながら書きます。


誤解① 「投資=損するもの」

投資で損する可能性があるのは事実です。でも、「投資=必ず損をするもの」ではありません。

インデックス投資(オルカン・S&P500など)は、世界中の企業に分散して投資する仕組みです。特定の1社が倒産しても、全体への影響は限定的です。

長い期間のデータで見ると、アメリカのS&P500は、1928年から2025年までの98年間で、配当込み・ドル建てで年平均10.0%、物価の上昇を差し引いても年平均6.8%増えてきました。

ただし、「毎年必ず増える」という意味ではありません。

S&P500(1928〜2025年)
下がった年 98年中26年(約4年に1回)
10年持ち続けて元本割れ 89回中5回
20年持ち続けて元本割れ 79回中0回

配当込み・ドル建て・一括投資の場合。出典:Aswath Damodaran「Historical Returns on Stocks, Bonds and Bills」(ニューヨーク大学)をもとに筆者が計算。

4年に1回は下がる。でも、長く持つほど元本割れしにくくなる。これが「投資=損するもの」ではない理由です。くわしい計算は暴落が来ても売らない心構えに書きました。


誤解② 「テレビで見た暴落が怖い」

ニュースで株価暴落が報じられると、ショッキングな映像とともに大きく取り上げられます。そのイメージが「投資は怖い」という印象につながりやすいです。

はっきり書いておきます。暴落のとき、外国株の投資信託が円で見て3分の1近くまで下がることはあります。

実際、リーマンショックのとき(2007年6月→2009年3月)、S&P500は円で見ると−64.7%でした。株価が半分近くになったうえに、円高が重なったからです。100万円が35万円ほどになった計算です。

S&P500(配当を含まない指数)とドル円の日次終値から筆者が計算。データはYahoo! Finance(米国版)。

でも、ここで重要なのは「そのときにどうするか」です。

私は今でも、株価が急激に下がるとドキッとすることがあります。でも同時に「いずれ戻る」という感覚があるので、売却を考えることはありません。

暴落は、売らなければ損が確定しません。そのリーマンショックも、S&P500は約5年半で元の高さに戻りました。インデックス投資では、損切りは基本的に不要だと思っています。

大事なのは、最初から「一時的に3分の1近くになることもある」という心づもりでいることです。それを知った上で始めれば、暴落が来ても慌てずに済みます。


誤解③ 「投資=ギャンブル・デイトレ」

テレビや映画に出てくる「投資家」のイメージは、チャートを見ながら売り買いを繰り返すデイトレーダーが多いと思います。

でも、それはインデックス長期投資とはまったく別物です。

デイトレード インデックス長期投資
売買頻度 毎日〜毎週 ほぼなし(積立設定するだけ)
必要な知識 相場分析・チャート読み ほぼ不要
リスク 高い 分散されている
手間 大きい ほぼゼロ

インデックス投資は積立設定をしたら、あとは基本的に何もしません。毎月決まった額が自動で買われていくだけです。


「お金がないと始められない」は誤解

SBI証券や楽天証券なら、NISAでオルカンを100円から積み立てられます。

どんな収入・資産状況でも、月100円の積立は可能なはずです。

最初は少額でいいのです。目的は「大きく増やす」ことより「値動きに慣れること」です。

少額だから損失も小さい。でも自分のお金が実際に動く体験ができる。ニュースで株価を見たとき、他人事ではなくなります。それが「慣れ」への第一歩です。

少額スタートで値動きに慣れていく体験はこちらの記事で詳しく書いています。


怖さを乗り越えた先にあるもの

最初は怖くて当然です。私も時間がかかりました。

でも値動きに慣れると、見方が変わります。下がっているときに「安く買えている」と感じるようになります。暴落ニュースを見ても、「長期で持てば戻る」という感覚が体に染み付いていきます。

最初からその境地には至れません。少額から始めて、値動きを経験して、少しずつ慣れていくものです。

怖いなら、まず100円か1000円から始めてみてください。それだけで、投資に対する見え方が変わります。


関連記事:


まとめ

  • 投資が怖いのは当然。でも「必ず損する」は誤解。S&P500は98年中26年下がったが、20年持ち続けて元本割れしたことはない
  • 暴落で円で見て3分の1近くになることはある(リーマンショックで−64.7%)。でも最初から知っていれば慌てない
  • インデックス投資はデイトレとは別物。積立設定したらほぼ何もしない
  • 100円から始められる。最初は値動きに慣れることが目的でいい
  • 怖いなら少額から。慣れることが一番の近道

私自身が貯金ゼロから投資を始めた経緯はこちらの自己紹介記事にまとめています。

一緒に少しずつ学んでいきましょう!


てどりん
てどりんひとこと 怖かった気持ちは今もよく覚えています。1000円の積立から始めて、値動きに慣れていったことが一番良かった。まずは小さく始めることをおすすめします。

出典:Aswath Damodaran「Historical Returns on Stocks, Bonds and Bills」、米セントルイス連邦準備銀行「FRED 消費者物価指数」。リーマンショックの下落率はYahoo! Finance(米国版)の日次終値から筆者が計算。

※この記事は個人の体験談・感想です。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。